あたらしい学年がはじまりました

子供が新学年に進級し、二年生になりました。

最初の宿題として渡されたプリント。それが表題の「あたらしい学年がはじまりました」。

内容は社会人風に言うなら「目標設定シート」です。

まず自分の名前と長所、得意なこと、好きなこと、夢中になっていること、将来の夢を書かせる。

次に学習面、学習以外の面、家庭面で目標設定させ、具体的な行動を書かせる。

最後にクラスのみんなのために何を頑張るかを書かせる。

これ、もちろん意図はわかるし、「目標を設定し、具体的な行動計画を立てさせ、書かせて明示することで成長を促す」的なことなんでしょうけれど、私は違和感を感じます。

子供に限らず、こういった内容を書くのは人により得手不得手がはっきりしているのではないかと私は思います。

今年四年になる上の子は全く気にせずにこういった内容をスラスラと書くタイプ。

その内容が周りにどう思われるのか、立てた目標ができるかどうか、そういったことをあまり気にしません。

それに対して下の子は色々と気にし過ぎてしまうタイプ。

この宿題を見ていて、下の子に言われたのは「これであってる?間違ってない?」ということ。

この手の宿題に正解不正解は無く、思っていることをそのまま書けばいいはずです。

それでも、もし間違っていて先生に咎められたらどうしようと気になってしまう。

これはこう思ってしまう子供の問題ではないと私は思います。こういった内容の宿題を出す学校に違和感を私は感じる。

自己紹介がさせたいのなら学校ですればいいし、宿題は「週末は仲良く外で遊んで来てください!」でいいと思うんですが、ダメなんでしょうかね?